打瀬船とは、風の力を利用して網を引く打瀬網漁に用いられた船のことである。 今回、全国町並みゼミ鞆の浦大会プレイベントの試乗会で乗船してみた。 |
鞆の港や内海町の港には、明治の中期頃には130艘にのぼる打瀬船が操業していたそうな。 備後灘から、燧灘にかけて、夜間足元がわずかに見えるランプの光を頼りに、帆に風を孕ませて流す漁法であるそうな。 打瀬船「内海丸」は、沼隈町で平成元年に建造された船である。 船頭さんの話によると、現在の船は、帆が2枚であるが、昔の船は帆を5枚張って操業していたそうな。漁場も山口県まで行っていたそうな。エンジンは載ってなく風が頼りの操船であったそうな。 風任せ、潮任せの操業であったそうな。網も3帖から5帖も流していたそうな。 |
試乗会の乗船場「いろは丸展示館」 | 帆を降ろして着岸する「内海丸」 |
船上から見る「いろは丸展示館」 | 船上から見る「弁天島」 |
鯛網観光船団に出会う | 鯛網観光船団 |
鯛網観光船団 | 船内風景 |
遠くでヨットレースが行われていた | 海上から見る「対潮楼」 |
海上から見る「円福寺」 | 海上から見る「医王寺」 |