USA ニューメキシコ州 アルバカーキの旅
2003/06/20 〜 2003/06/28
その5


6月24日(火)

ホースライディング(乗馬)
生まれて初めて、馬に乗りました。
現場裏の飼育場で練習して、車で15分くらいのところのリオグランデ川のほとりに行きました。

先ずは乗り方から。

やっと騎乗の人となる。
はい!胸を張って、つま先上げて。
サークルの中を2周して練習終わり。
颯爽と白馬に跨るオナーのヴィクトリア女史。
リオグランデ川から少し離れた広い道、車は通りませんでした。
帰りは林の中の、川の近くを木の枝を避けながらの険しい道のりでした。
  

西部のカーボーイには見えないね。
  

往復はこのトレーラーに馬を積んで運びます。
  
火事だ!!
ホースライディングが済み、現場のLOS LUNASからの帰り道、フリーウェイから遠くに火事の煙が見えた。
結構大きな山火事かなーと思っていた。Mr,Ryan がカーラジオのスイッチを入れる、火事のニュースをやっているようだ。
Mr,Ryan の顔色が変わった。携帯電話を取り上げる、ボタンを押す指先が震えていた。
「自宅の近くの火事だ!」車のスピードが上がる・・・・近づくにつれ消防車やパトカーが増える。
自宅に到着、何時もは開いている門が閉まっている、車を道路に止め門の通用口か屋敷に駆け込む。
何時もは厩舎か柵で囲まれた運動場にいる2頭の馬が、家の周りを駆け回っている。子馬も1頭其の後を追いかけている。
Ryanの7歳の妹と、親父さんが水道のホースで庭の外に向って水を撒いていた。
水撒きを替わる。上空には消防ヘリが飛んできて盛んに水を撒いている。
Ryan 達は馬を運ぶトレーラーの支度を始める、何とか興奮している馬をトレーラーに積み込む。
道路ではパトカーが盛んにスピーカーでがなっている(避難の呼びかけのようだ)。
上空のヘリの水を落とす場所がだんだん近づいてきた、馬を積んだトレーラーを道路に出し様子を見てた。
いよいよ、ヘリの消火場所が近づいてきた、避難することにした。
敷地の中にある車5台で人間、馬3頭、犬1匹のみ、家財道具はなし。馬1頭が約\5,000万円くらいするそうだ。
Ryan のお母さんはワシントンDCに出張中、奥さんは実家に帰っているそうだ。
10分位走ったところに親戚か知人かの馬の厩舎と運動場がある家に到着。
馬をそこに放し、我々は道路で様子を見る。Mr,Ryan と Mr,H 氏が様子をみに行く。
2軒隣の家の庭の外まで火が来ていたそうだが、どうやらそこで治まったとのこと。
(2軒隣といっても、此処はアメリカ、1軒の敷地は広いです。)
夜の10時半を過ぎる頃我々はホテルに帰ることにする。ホテルのレストランも、もう閉まっている、ほかに食事するところが無いという。仕方なく避難所に行く。大きなホテルの会議室の様なところが避難場所となっていた。
食事の支度があるというのでそこに行ったが、置いてあったのは冷めたピザ、袋入りフライドポテト、飲み物。
飲み物にビールは無かった。広い部屋に椅子を沢山並べただけ、中央にテレビが置いてある。
ホテルに帰るが、今日は疲れてバタンキュー。夜中中テレビは火事の中継をしていた。
下の画像はその様子です。BOSQUEとはリオグランデ川のほとりの緑地帯のこと。
翌日聞いたところによると、延焼した住宅は2軒であった。